消費者、生産者双方の不安解消を図るため、県内で生産された全てのコメについて放射性セシウム濃度を調べる全量全袋検査の取り組みが2012(平成24)年に始まった。出荷前に約36万トンのコメを漏れなく検査する体制構築は至難とされたが、11年に佐藤雄平知事が「安全宣言」した後、検査をすり抜けた基準値超のコメが相次いで見つかり、県が導入に踏み切った。県は、市町村やJA単位で構成する36の地域協議会に米袋の...
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