原発事故に伴い浜通りの自治体から多くの避難者を受け入れた。大熊町は2011(平成23)年4月に役場機能を移転させ、町民の集団避難を進めた。町民は当初、東山温泉の旅館などで生活したが、12年12月までに市内12カ所に仮設住宅が設置され、移転。市民と町民の交流が各所で生まれ、固い絆で結ばれた。 市の基幹産業の農業、観光は風評被害を受け続けてきた。観光客の入り込み数を見ると、10年は278万人だった...
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