農業用ダム「藤沼湖」が決壊したほか、市庁舎が全損し行政機能の分散を余儀なくされた。市は逆境を好機と捉え単なる復興にとどまらない発展的な復興を見据え、歩みを進めてきた。 ダムの決壊で貯水されていた約150万トンの水が下流域を襲い、死者7人、行方不明者1人を出した。県は2013(平成25)年11月にダム復旧に本格的に着手。耐震性を高めたダムが造られ、17年4月に農業用水の供給が再開された。 同5月...
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