病院などの医療機関では胸やおなかの写真を撮る際、エックス線が用いられます。エックス線はガンマ線と同じ性質を持つ放射線です。身体の外から放射線を当てた場合、それぞれの臓器でエックス線を吸収する程度が異なります。その性質を利用して画像を作るのが、レントゲン検査やCT検査でした。 骨や肺と違い、筋肉と心臓・肝臓、血液などの液体は、それぞれのエックス線の吸収の程度が似ているため、コントラストがつけづら...
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