脳卒中について。その41 【第5のリスク】 アルコール依存症

11/28 13:53

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 公立藤田総合病院・佐藤昌宏 福島県立医科大学医学部大学院卒業、医学博士号を取得。同大学附属病院から総合南東北病院、福島赤十字病院、原町市立病院等にて勤務し1996(平成8)年4月から公立藤田総合病院脳神経外科。2008年4月より同病院副院長。専門は脳血管障害の診断と外科治療。日本脳神経外科学会専門医・指導医、福島県立医科大学医学部臨床教授

 アルコールを飲みすぎないことは脳卒中の予防になることは前々回お話ししました。今回も、脳卒中から離れて、アルコールと脳との関係、とりわけアルコール依存症についてお話しします。  1.アルコール依存症の症状(図1)  アルコール依存症とは、長期間にわたって繰り返しアルコールを大量に摂取し続けることによって、アルコールを摂取しないといられなくなる状態に陥る精神疾患をいいます。現在、日本では約80万人以上が...

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