アルコールを飲みすぎないことは脳卒中の予防になることは以前にお話ししました。今回は、アルコールと脳以外の体との関係についてお話しします。 1.アルコールと発がんリスク アルコールは体に入ると、ある酵素の作用でアセトアルデヒドに変わり、その後、別の酵素の作用で酢酸に変わります。これらの酵素の働き(活性)には遺伝で決まった強弱があります。アルコールを分解する酵素の働きが特に弱い人は日本人の約7%に...
この記事は会員専用記事です
残り1,616文字(全文1,816文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。