猪苗代観光協会が町内で新たな観光サービスとして実証実験を行う電動キックボードと電動バイクの貸し出し事業で、関係者向けの試乗会が12日、同協会事務所前で開かれた。貸し出しは13日に開始する。
町内で課題となっている2次交通の代替手段として観光客の行動範囲を広げる試み。電動キックボード4台、電動バイク2台を導入し、JR猪苗代駅前にある同協会の事務所付近に置き場を設ける。町内のお薦めコースや町内と猪苗代湖が見下ろせるコース、猪苗代湖畔のサイクリングロードを走るコースの三つを設定している。
12日に試乗した同協会の神田功会長は「小回りも利くので町内の奥深い魅力を知るにはぴったりの移動手段だ。将来は本格的な導入を目指したい」と話した。
利用条件は16歳以上で、運転免許は不要。ヘルメットは貸し出す。料金は1日5000円で、時間は午前9時~午後4時。期間は10月14日まで。雨天時は貸し出し不可となる。問い合わせは同協会(電話0242・62・2048)へ。