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調査票に「求める生徒像」 福島県教委、25年春の県立高入試選抜

07/17 08:45

 県教委は16日、来春の県立高校入試での各校の選抜方法を発表した。県内全ての高校で昨年度策定した、求める生徒像をまとめた「アドミッション・ポリシー」を調査票に示して志願者を募り、選抜を実施する。

 各校が約5~80%の定員枠を設け、志願してほしい生徒像や試験方法を公表した。定員枠は福島東・普通が10%から15%程度、郡山北工が全学科で20%から30%程度、清陵情報も全学科で40%から50%程度に拡大した。一方、船引・普通は40%から20%程度、若松商は全学科で30%から25%程度に削減した。

 学科改編により来年度、郡山に新設される探究科(仮称)の募集定員は80人でそのうち特色選抜枠は15%程度。いわき総合と好間が統合して来年度誕生するいわき総合・総合は定員240人で、そのうち特色選抜枠で25%程度を募集する。

 また、いわき総合では新たに外国人生徒らに関する特別枠選抜を実施する。募集定員は若干名で、日本語による作文や個人面接のほか、数学や英語の基礎学力検査を行う。

 選抜方法は今後、募集定員の変更や県立高校入学者選抜実施要綱の内容などにより一部変更になる場合がある。各校の選抜方法は県教委高校教育課のホームページで確認できる。


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