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福島県選手団、開会式で闘志 高校総体

07/28 07:50

総合開会式に臨んだ本県選手団の旗手の井出(前列左から2人目)ら役員、選手
【ソフトテニス・女子個人】3位入賞を果たした久保田笑心(左)、宮本絢菜組=ベネックス総合運動公園

 全国高校総体(インターハイ)は27日、長崎市のベネックス総合運動公園などで行われた。県勢は、ソフトテニス女子個人で久保田笑心(にこ)(学法石川3年)、宮本絢菜(同2年)組が3位入賞を果たした。自転車は男子スクラッチの緑川怜依(白河実2年)、男子スプリントの榊枝天旺(学法石川3年)、男子ポイントレースの堀太鳳(おおかぜ)(学法石川2年)、辺見理道(りどう)(白河実3年)がそれぞれ決勝進出を決めた。

 福岡県久留米市の久留米アリーナでは総合開会式が行われた。本県選手団は、旗手を務めた陸上男子の井出希(帝京安積3年)を先頭に、渡辺亮団長(県高体連会長)ら役員と陸上競技に出場する選手が堂々と行進した。

 会期は8月20日までで、本県からは28種目に選手531人、監督・引率教員・コーチ156人の計687人が参加する。

 久保田・宮本組3位 ソフトテニス女子

 ソフトテニス女子個人に臨んだ学法石川の久保田笑心(にこ)(3年)と宮本絢菜(2年)は準決勝で敗れたが「全国の舞台で結果を残すことができてうれしい」と3位入賞に胸を張った。

 取っては取られてを繰り返す展開だった。後衛の宮本が仕掛け、前衛の久保田が得意のスマッシュで決める得意の形で第1ゲームを先取。その後、強風の影響などでミスが目立ち連続でゲームを奪われた。第4ゲームを返し粘ったがあと一歩届かなかった。

 石川義塾中時代にもペアを組んでいた。抜群なコンビネーションの秘訣は「会話」だという。1つ学年は違うが、躊躇(ちゅうちょ)せず互いに指摘し合い、試合中の声かけも欠かさない。この日も苦しい試合展開が続いたが、久保田からの「大丈夫だよという言葉に助けられた」と宮本。2人でつかみ取った結果に喜びをかみしめた。


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