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「大会の力に」地元部員が運営を補助 高校総体サッカー男子

07/28 09:20

来場者に大会のパンフレットを手渡す高藤さん(中央)=Jヴィレッジ

 全国高校総体(インターハイ)のサッカー男子は27日、Jヴィレッジなど広野、楢葉、いわきの3市町の6会場で試合が始まった。1回戦20試合が行われ、昨年度の全国高校サッカー選手権を制した青森山田などが2回戦に進んだ。

 各試合会場では浜通りの高校のサッカー部員らが運営を手伝い、大会を支えている。このうちメイン会場のJヴィレッジでは、ふたば未来や平工、勿来工などの生徒が補助役を務めた。

 来場者への会場案内やパンフレットの販売、報道受付などに当たったふたば未来の高藤慶心(けいしん)さん(1年)は「選手たちが気持ち良くプレーできるよう福島のチームとしてしっかりと大会を支えたい」と力を込める。

 ふたば未来からは1~3年生の部員約40人が参加し受付のほか、試合の記録係や給水係などを担当した。「自分たちが出場できなかった分、少しでも大会のために力になれればいい」と高藤さん。受付の前にあるグラウンドでは全国トップレベルの戦いが繰り広げられ、高藤さんも目を向けていた。「プレーがすごく参考になる。自分もインターハイで活躍できるよう頑張りたい」と目標を語った。

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