第106回全国高校野球選手権福島大会は第10日の27日、福島市のあづま球場で準決勝2試合が行われ、第1シード聖光学院と第2シード学法石川が勝ち上がった。聖光学院の決勝進出は3年連続20度目、学法石川は2年連続21度目。前回大会と同じカードとなった決勝は28日午前10時から、あづま球場で行われる。
準決勝第1試合の聖光学院―磐城では、聖光学院が犠打や盗塁を絡めながら、初回から着実に得点した。2点差に詰め寄られた九回は3点を加えて第4シード磐城を引き離し、10―5で勝利した。
第2試合の学法石川―相馬では、学法石川が敵失で先制して優位に試合を進めた。九回は4連打などで5点を奪い、第6シード相馬を9―1で退けた。