福島県内、新幹線も家族連れ続々　台風、運休や遅れ可能性

　お盆を古里で過ごす人たちの帰省ラッシュが１０日、ピークを迎え、県内の鉄道や高速道は混雑が目立った。ＪＲ福島駅では大きな荷物を持った家族連れらが続々と新幹線から降車し、改札前で再会を喜んだ。

　ＪＲ東日本によると、東京駅を午後１時３６分に発車した東北新幹線やまびこ６３号の自由席乗車率は１４０％だった。日本道路交通情報センターによると午前１１時時点で、東北道下り線福島トンネル付近を先頭に約１５キロの渋滞が発生した。

　台風の接近に伴い、１２日の東北、山形、秋田の各新幹線で運休や遅れが発生する可能性があることから、ＪＲ東などはホームページなどで最新の交通状況を確認するよう呼びかけている。