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江戸~明治の阿武隈川流域を紹介 県歴史資料館で収蔵資料展

08/13 09:45

阿武隈川流域を描いた絵図などが並ぶ会場

 「阿武隈川サミット」の発足30周年を記念した収蔵資料展「阿武隈川流域の歴史と文化」が福島市の県歴史資料館で開かれており、阿武隈川とその支流域を描いた絵図資料などが展示されている。11月24日まで。

 江戸時代から明治時代にかけての阿武隈川流域の漁業や林業などを伝える絵図や古文書など22点が並ぶ。上流域の中島村と二本松市間の通運路を描いた「舟運絵図」や、支流域の摺上川で行われていた材木の運搬方法「流し木」に関する古文書などがあり、昔の暮らしの様子を知ることができる。

 10月1日から後期展示となり、展示内容が一部入れ替わる。新紙幣発行に合わせ、渋沢栄一と本県の関わりを紹介するトピックス展「渋沢栄一とふくしまの実業」も同時開催されている。

 同展は阿武隈川サミット実行委の後援。同サミットは福島、宮城両県の22自治体で構成され、流域の環境保全を目的に活動している。

 入館無料。月曜日休館。午前9時~午後5時。問い合わせは同館(電話024・534・9193)へ。

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