増子建築工業(郡山市)のモデルハウス「木の家ギャラリー まどいの杜」のある市内鶴見坦に、木のぬくもりあふれる「madoi no cafe(まどいのカフェ)」がオープンし、オリジナルベーグルや和紅茶など体に優しいメニュー、ゆったりとくつろげる雰囲気を提供している。
同社の増子則博社長が、住宅建築やリフォームを手がける工務店をより身近な存在に感じてもらおうと、既存のモデルハウスを利活用してオープンさせた。
地産地消コンセプト
カフェのコンセプトは地産地消。地域の共同作業所から国産小麦のベーグルを仕入れるなど、人や地域とのつながりが広がる中、増子社長は「地域との接点となる場所とすることで、県内や市内に移住する人たちの相談窓口にもしていきたい」と先を見据える。
福島の豊かさに気付く、安心のこだわり食材で作ったメニューでは、モーニングのトーストセット(660円)、ランチのベーグルBLTサンド(1210円、サラダ、スープ、デザート付き)のほか、ベーグルセット(パンプディングは990円)などが味わえる。いずれもドリンク付き。
臼田美幸店長は「『まどい』には丸く楽しく集まる意味がある。まどいの店内で、ふわふわのベーグルや国産茶葉の和紅茶など優しい食事を楽しみ、くつろいでいただければ」と話した。
営業時間は午前9時半~午後4時。土、日曜日、祝日定休。問い合わせは同店(電話080・3719・9599)へ。