橋本躍動、車いすラグビー「銀」以上　パリ・パラリンピック

　パリ・パラリンピック第５日の１日、車いすラグビーの準決勝が行われた。橋本勝也（２２）＝日興アセットマネジメント、福島県三春町出身＝を擁する日本は８月３１日の１次リーグＡ組最終戦でカナダを５０―４６で下し、３戦全勝で準決勝に進出。１日の準決勝では世界ランキング１位のオーストラリアを延長の末、５２―５１で破り、銀メダル以上を確定させた。日本初の決勝は２日午後７時半（日本時間３日午前２時半）から行われ、英国と米国の勝者と対戦する。

　福島県勢は、ボッチャの個人戦女子（脳性まひＢＣ１）で遠藤裕美（３８）＝県ボッチャ協会、福島市出身＝が準々決勝でクロアチア選手に７―０で勝利し、準決勝でシンガポール選手に１―５で敗れた。遠藤は１日午後５時（日本時間２日午前０時）から３位決定戦に臨む。