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衆院選福島4区 斎藤裕喜氏出馬へ、立民の要請受諾方向

09/06 08:40

斎藤裕喜氏

 次期衆院選を巡り、立憲民主党県連から福島4区に出馬要請を受けていた富岡町の会社役員斎藤裕喜(ゆうき)氏(45)が要請を受諾する方向で調整を進めていることが5日、福島民友新聞社の取材で分かった。

 斎藤氏はいわき市出身。磐城高、いわき明星大人文学部卒。県内の会計事務所に勤務し、衆院議員秘書を務めた。現在は再生可能エネルギー関連業務や蓄電池製造協力の会社を経営、富岡町商工会青年部長を務めている。

 立民県連は5日、国民民主、社民の各党県連、連合福島などと構成する「5者協議会」が福島市で開いた会合で、4区に斎藤氏を擁立する方針を伝えた。来夏の参院選福島選挙区(改選数1)には元衆院議員で福島市議の石原洋三郎氏(51)の擁立を決めたことも報告した。

 ほかの構成団体は17日の次回会合で斎藤、石原両氏を支援するかどうか回答する。現時点で国民民主、社民の各党県連に具体的な候補者擁立の動きはなく、5者協議会で連携して次期衆院選と参院選に臨むことになる見通しだ。

共産2、3区擁立へ 次期衆院選を巡り、共産党県委員会が福島2、3区に候補者を擁立する方向で調整を進める方針であることが5日、関係者への取材で分かった。

 共産は野党共闘を視野に、立憲民主党の現職がいない4区に党いわき・双葉地区委員長の熊谷智氏(44)の擁立を決めた。ただ、立民県連が4区に候補者を擁立する方針であることから、共闘が実現しないことを想定して2、3区でも候補者を選定する考え。立民の今後の動向を踏まえて最終判断するもようだ。1区に関しても状況次第で候補者擁立の可能性を含め、対応を検討するとみられる。

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