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郡山のトクリュウ主導役、初公判で起訴内容一部否認

09/06 10:10

 交流サイト(SNS)などでつながり、離合集散を繰り返す「匿名・流動型犯罪グループ(通称トクリュウ)」が関与する郡山市のガールズバーが摘発された事件で、風営法違反の罪に問われた住所不定、無職の男(28)の初公判は5日、地裁郡山支部(菊地真帆裁判官)で開かれた。男は無許可営業は認めた上で「(女性従業員が)18歳未満だとは知らなかった」と起訴内容を一部否認した。

 検察側は冒頭陳述で、男がJR郡山駅周辺の複数の風俗店に影響力を持っていたと説明。ともに店を運営していた共犯者から風俗営業の許可を取る必要性を指摘されたが従わず、警察官から指導を受けた後も無許可での風俗営業を指示し続けたと指摘した。また男は、女性従業員が18歳未満と知りながら接待させ、集めた18歳以上の女性名義の身分証明書を従業員に渡し、警察官に名乗るよう指示したと述べた。

 次回公判の期日は未定。

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