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信夫山の魅力、新ルートで再発見 10月27日、ウオークイベント

09/06 11:00

「信夫山フットパス」への参加を呼びかける(左から)山尾、浦部、曳地の各氏

 福島市のNPO法人ストリートふくしまは10月27日、信夫山公園の開園150周年を記念してウオークイベント「信夫山フットパス」を実施する。歴史ある信夫山を楽しく散策しながら史跡や眺望の良い場所を知り、魅力を再認識できるルートを作成中で、参加者を募集している。

 全山図を公開

 フットパスは英国の発祥で「誰でも楽しみながら歩ける小径(こみち)」のこと。開催に合わせて、同市のイラストレーターico.(イコ)さんが信夫山の全山図を作成。映画「となりのトトロ」のテーマソング「さんぽ」の歌詞の基になったとされる「(仮称)さんぽの小径」や昔の修験道「羽山南道」、東北新幹線慰霊碑などを新たに加えた地図をフットパス当日にお披露目する。

 全山図とともに、信夫山研究会の浦部博会長がフットパスのルートを開発。信夫山駒山公園を午前11時に出発し、昼食を含め約3時間をかけて約5キロのルートを歩く。養成講座を受けた24人の案内人が歴史などを解説する。

 定員80人。参加料は昼食代や記念ご朱印代を含め中学生以上2千円、小学生千円。問い合わせは同NPO(電話090・7660・5582)へ。

 山尾良平同NPO理事長と浦部会長、曳地健一福島市公園緑地課管理係長は「信夫山が市民のシンボルで宝の山だと再認識し、家族や知り合いに案内したくなるような機会にしたい」と参加を呼びかけている。

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