楽器や標本で「雨」体感 福島・こむこむで展示会、15日まで

09/07 09:00

雨に関する展示が並ぶ会場

 雨に関する展示で災害や河川環境保全への理解を深めてもらう「雨展」は15日まで、福島市のこむこむで開かれている。

 国土交通省東北地方整備局の主催。昨年に続き2回目の開催で、東北の4会場を巡回している。「雨と暮らし」「雨と防災」など、さまざまな視点から雨について学べる体験型の展示が並んでいる。

 雨音を表現する「レインスティック」などの楽器や、雨粒の標本と作り方などが紹介され、雨について感覚的に学ぶことができる。豪雨災害の映像や阿武隈川緊急治水対策プロジェクトの取り組みも展示されている。

 同館事業担当主任の渡辺隆広さんは「雨について知る良い機会なので、ぜひ子どもたちに体験してもらいたい」と話している。開催時間は午前9時~午後7時。入場無料。火曜日休館。問い合わせはこむこむ(電話024・524・3131)へ。

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