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台湾で体験型旅行PRへ、須賀川商議所が観光推進協を設置

09/09 09:35

 台湾からの観光客の受け入れ態勢を整え、須賀川ならではの体験型観光の企画、導入を進めようと、須賀川商工会議所は「インバウンド体験型観光推進協議会」を設置し6日、須賀川市で初会合を開いた。今後、台湾人を招待したデモツアーなどを実施して検討を重ね、年度内に開く台湾視察会で体験型旅行商品をPRする方針。

 単なる観光から、体験や経験を目的とした旅行にニーズが移行していることを踏まえ、主に台湾からの個人旅行者や少人数の家族旅行をターゲットに、同市の文化や地域資源などを生かした体験型観光を企画する。伝統文化や農業体験、地元の祭りへの参加、一般家庭でのホームステイなどを想定している。

 協議会は商議所が事務局を務め、市観光交流課や既に体験型コンテンツを持つ地元企業などが参画。今後も必要に応じて構成員を追加する。

 同日の会合には9人が出席し、訪日観光客のニーズや都市圏、他地域との差別化、コンセプトなどを確認し、共有した。

■構成員一覧

 須賀川商工会議所、市観光交流課、こぷろ須賀川、平半染工、久保木畳店、須賀川絵のぼり吉野屋、合同会社ふっくら

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