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ねこ駅長映画公開合わせクラウドファンディング 駅舎修繕や植樹へ

09/16 12:00

3代目名誉駅長の「さくら」

 会津若松市の会津鉄道芦ノ牧温泉駅で働く「ねこ駅長」たちを主役にした映画「劇場版『ふにゃ~り日和』ねこ駅長 さくらの物語」が10月11日から、県内三つの映画館で公開される。公開に合わせ、芦ノ牧温泉駅を守る会は今月22日まで、老朽化した駅舎の修繕などに充てる資金を集めようとクラウドファンディング(CF)を行っている。

 芦ノ牧温泉駅の駅舎は1927年に開業した。CFで集めた資金で駅舎のドアや壁を修繕し、ねこ駅長が列車の見送りをする「黄色いベンチ」の増設も検討している。このほか、サクラとハナモモの植樹活動や声優のアナウンスが流れる観光列車の運行に充てる。

 CFの目標金額は250万円。映画の台紙付き乗車招待券、ねこ駅長のグッズなどを用意する。広報担当の小林洋介さんは「駅舎は築97年。ねこ駅長と利用者の絆が末永く続くよう、応援してほしい」と話している。

 ウェブサイト「キャンプファイヤー」から受け付ける。問い合わせは芦ノ牧温泉駅を守る会(電話0242・92・3766)へ。

 映画は、3代目名誉駅長「さくら」を中心に描いている。県内では郡山テアトル、フォーラム福島、まちポレいわきで公開される。

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