スペインの磁器アートブランド「リヤドロ社」の製品を集めた「大リヤドロ展」が27日、いわき市の人形の東月いわき総本店で始まった。リヤドロ社の製品は手作業で仕上げられているのが特徴の一つで、来場者は細部までこだわりを感じられる磁器アートに見入っている。30日まで。人形の東月の主催、リヤドロジャパンの共催。
花束を抱える少女など花をモチーフにした同社を代表する作品に加え、顔立ちや筋肉の質感にこだわった馬をはじめとした動物の作品など約700点を展示。酒器セット、マグカップなど実用的な品々も集めたほか、こけしやちょうちんなど日本文化がモデルとなっているランプなども並んでいる。
掛け軸展も同時開催
会場では、大掛軸展も開催している。いわき市の塩屋岬や磐梯山をモチーフにした作品に加え、富士山、フクロウなど縁起物の一幅も展示されている。
時間は午前9時~午後6時。問い合わせは人形の東月いわき総本店(電話0246・28・3675)へ。