郡山市保健所は2日、市内の高齢者施設で関係者による結核の集団感染が発生し、市内の別の医療機関でも結核の感染者1人が確認されたと発表した。
高齢者施設では、先に発病した60代男女2人と次いで発病者2人を含めて34人が集団感染した。医療機関で感染したのは、勤務する職員の60代男性。
市保健所は、この医療機関を訪れた市内外の約2700人の健康診断を進めるとともに、せきやたん、発熱などの症状が出た場合は医療機関を受診するよう注意を呼びかけている。
市保健所は医療機関名などについてプラバシー保護を理由に公表していない。