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城下町の夜、揺れる明かり 360年目「二本松の提灯祭り」開幕

10/06 08:55

提灯を揺らし城下町の夜を彩る太鼓台=二本松市

 今年で360年の節目の年を迎えた県重要無形民俗文化財の二本松神社例大祭「二本松の提灯(ちょうちん)祭り」は5日、二本松市で開幕した。1台に約300個の提灯を赤々とともした7町の太鼓台が市街地を練り歩き、城下町の秋の夜空を鮮やかに彩った。7日まで。

 二本松の提灯祭りは1664年、町内の神社の祭りにみこしや踊り屋台を出したことが起源とされる。5日は宵祭りで、勇壮な祭りばやしに合わせて繰り出した太鼓台は、提灯を揺らしながら深夜まで中心市街地を巡り、城下町は熱気に包まれた。

 6日の本祭りは午前8時25分から7町合同引き回し、7日の後祭りは4町と3町に分かれての引き回しが行われる。

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