バスケットボールの福島ファイヤーボンズの栗原貴宏ヘッドコーチ(HC)=郡山市出身=らが郡山市労働福祉会館で講演し、選手指導の方法やポイントを語った。選手、コーチともに尊敬と謙虚さを持つことの大切さを挙げた。
バスケットボールの指導者ら約30人が参加。栗原HCのほか、福島の上杉翔アシスタントコーチ(AC)=会津若松市出身、當銘(とうめ)勤次郎ACが講師を務めた。
栗原HCは尊敬することの大切さに触れ「相手を思いやる気持ちがないとチームはつくり上げられない」と持論を展開した。その上で「改善できることを常に考えなければならない」とチーム強化には謙虚さが必要であることも説いた。
講演会は、チームを運営する福島スポーツエンタテインメントが企画した。郡山市が委託するスポーツイノベーション事業「指導スキル向上プログラム」の一環で9月30日に開かれた。