ボンズ反撃及ばず、山形に敗れる バスケB2

10/14 07:25

【福島―山形】第3Q、ゴール下に攻め込む福島の林(左)=あづま総合体育館

 バスケットボール男子2部(B2)東地区の福島ファイヤーボンズは13日、ホームのあづま総合体育館(福島市)で同地区の山形ワイヴァンズに70―86で敗れた。通算成績は2勝2敗。順位は東地区7チーム中5位。福島は次戦の19日、アウェーの越前市アイシンスポーツアリーナで東地区の福井ブローウィンズと対戦する。午後5時開始予定。

 【経過】福島は第1、第2Q、ターンオーバーを重ねて攻撃のリズムを崩すと、相手の堅実な守備にも阻まれ、前半19点差を付けられて折り返した。第3Qは伊集が相手のボールを奪ってからの速攻を決めるなどして15点差まで縮めたが、流れを引き寄せることはできず、最後は16点差で敗れた。

 響いた序盤のミス

 前半のミスからの失点が響き、今シーズン初の連勝とはならなかった。主将としてコート上で選手を鼓舞し続けた福島のスモールフォワード林翔太郎は「パスミスなどがそのまま点差につながってしまった」と悔やんだ。

 前半は苦しい展開が続いた。不用意なファウルやパスミスで攻撃の流れをつくることができず、点差を広げられた。第2Q終了時、19点差となったハーフタイムに攻撃や守備の対応を見直した。「一つ一つやるべきことをやろう」

 迎えた第3Q、ミスが減ったこともあり、伊集貴也やラポラス・アイバナーカスを中心に積極的な攻撃で相手を上回る20得点。林も得意のドライブを生かして攻め込み、シュートを決めた。第4Qも攻めの姿勢を貫き一進一退の攻防となったが、点差を縮めるには至らなかった。

 チームは、山形が前日の敗戦を受けて戦い方を変えてくると予想していたといい、林は「相手を意識しすぎて受け身になってしまった」と振り返る。「自分たちがどういうバスケットをすべきなのかを見直していきたい」と、次戦以降の巻き返しを誓った。(高田泰地)

この記事をSNSで伝える:

  • X
  • facebook
  • line