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酸欠で7人入院 いわきの製薬会社、作業後に体調不良

10/10 08:10

 いわき東署は9日、福島県いわき市泉町下川の「第一三共ケミカルファーマ小名浜工場」で薬品の選別作業をしていた男性作業員7人が8日午後に体調不良を訴え、酸欠で入院したと発表した。意識はあり、命に別条はない。同署が原因を調べている。

 同署によると、20~50代の男性作業員計10人が粉末状の医薬品に異物が混入していないか選別作業をしていた。作業を終えて事務所に戻った社員複数人が「苦しい」「だるい」などの体調不良を訴えたため、全員が病院を受診。3人は無症状で帰宅した。

 同署によると、作業員は防護服とマスクを着用し作業に当たっていたという。病院が8日午後9時ごろ、同署に「酸欠を訴える社員が多数来院している」と通報した。

 同社本社の広報担当者は福島民友新聞社の取材に「状況を確認中のため、何も答えることができない」とコメントした。

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