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新常磐交通バス一部再開、運転手確保に見通し 11月から、増便も

10/12 08:00

 新常磐交通(いわき市)は11月1日から、今年4月に廃止や減便したバス路線の一部について、再開または増便すると発表した。平日は2路線で計2便、土、日曜日と祝日は4路線で計30便が増える。

 赤字路線の解消や運転手不足のため、大幅な減便や路線廃止をしたが、運転手の確保に一定の見通しがついたため、再開または増便する。いずれも廃止や減便前の利用や再開の要望が多かった路線という。運転手の確保にめどが立った理由について、同社は「労働時間の削減や給与アップで労働環境の改善を図ったほか、大型2種の運転免許取得費用を補助する市の制度を活用し、昨年秋から若干名の人員増があった。慢性的だった人手不足に改善の兆しが見えてきている」とした。同社は、さらなる運転手の確保と増便を目指すという。

 土、日曜日と祝日の増便30便の内訳は、平~好間平坑、平~上平窪が各10便。このほか平~上三坂が2便、中央営業所~江名~豊間~平が8便。平日と合わせて路線の延長も行う。

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