県選管は28日、第50回衆院選の県内小選挙区の期日前投票数を発表した。公示翌日の16日から26日までの11日間の投票者数は39万4125人で、2021年の前回に比べて0.53%の増加にとどまった。
前回は39万2048人が投票しており、2077人増加した。市部は30万272人(前回同期比3238人増)、町村部は9万3853人(同1161人減)だった。29市町村で増加した一方で、30市町村では前回に比べて減少した。
市町村別では郡山市が6万6088人で最も多く、福島市5万7556人、いわき市5万2152人と続いた。有権者に占める割合が最も高かったのは檜枝岐村の52.37%。天栄、西会津、柳津、塙、鮫川、古殿の6町村が4割を超えた。
集計に時間がかかり、確定値の発表がずれ込んだ。
投票用紙交付数誤り
県選管は27日、不在者投票の投票用紙などの交付数に誤りがあったと発表した。市部の数値を二重集計していたことが原因で、26日時点の交付数を修正した。修正後の数を反映させた不在者投票の状況も発表。26日までに届いた不在者投票は9077件で、投票用紙は9976件が交付された。