聴覚障害者によるデフサッカー女子日本代表候補の合宿が14日、Jヴィレッジで始まり、選手が代表入りに向けてアピールしている。17日まで。日本ろう者サッカー協会の主催。
来年11月に聴覚障害者の国際スポーツ大会「デフリンピック」が日本で初開催され、サッカー競技はJヴィレッジで行われる。代表候補には福島市の西戸湖乃華(このか)が選出されている。
初日はゲーム形式で連係を確認した。合宿にはデフフットサル日本代表選手も加わっているといい、西戸は「代表争いが厳しくなっている。負けないように頑張りたい」と意気込んだ。
15、17の両日正午からJヴィレッジで強豪の米国代表との親善試合が行われる。山本典城(よしき)監督は「自国開催で選手が躍進できるようにしたい。米国にどの程度通用するのかを見たい」と語った。