喜多方市慶徳町の新宮熊野神社で14日、「長床の大イチョウ」として知られるイチョウのライトアップに向けた試験点灯が行われ、黄金色の樹木が幻想的に浮かび上がった。ライトアップ期間は15~24日。例年より色づきが遅いため、3日間長く点灯する。時間は午後5時半~同7時半。
幹回り約8メートル、高さ約37メートルの大イチョウは、神社のご神木で樹齢850年以上とされ、国指定重要文化財の拝殿「長床」とともに存在感を示す。20日ごろに見頃を迎えるという。問い合わせは新宮地区重要文化財保存会(電話0241・23・0775)へ。