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【環境考察/農業新時代】中干し延長、メタン減 土壌の生成微生物が不活化

2024/09/07 08:00

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中干しが始まった田んぼ。土が露出し、ひび割れのようになっている=7月、会津坂下町

 二酸化炭素より温室効果が高いメタンガスが、水田から排出されている。地球温暖化防止の観点から各地で対策が進む。 夏の太陽が降り注ぐ7月中旬、「中干し」が始まった会津坂下町の田んぼに水はなく、露出した土が、ひび割れのようになっていた。「土質などで、やる場所とやらない場所があるけど、だいたい毎年7月上旬ぐらいにやっているよ」。米作りをする藤川将仁(48)は話す。 一般的に7~10日程度行われる中干しの...

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