「お米は日本の文化や地形などをつくり上げてきた、言わば日本の根っこ」。そう語る自称お米ライターが、そのルーツから、日本史に登場する米、食べ物としての米、欧米型の食生活に押され気味の戦後の米、コシヒカリ一強の現状、さらに「令和の米騒動」までを語ったお米の入門書だ。 特に「国に振り回されるお米農家」の章では、減反制度や米価決定の仕組み、農家への補助金など、日本人が多分一番分かっていない部分につい...
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