バスケットボール男子Bリーグ2部(B2)の福島ファイヤーボンズは7日、郡山市の宝来屋ボンズアリーナで、新たにヘッドコーチ(HC)に就任したライアン・マルシャン氏(36)を迎えての初練習を行った。
日本人選手10人が参加。マルシャンHCの指導を受け、約2時間汗を流した。残る外国人選手3人は今月末までに、チームに合流する予定だ。
「選手からエネルギー」
今季から福島ファイヤーボンズの指揮を執るライアン・マルシャンHCに意気込みなどを聞いた。
―就任して今の心境は。「(前任の)台湾でのシーズンを終えて間もないが、とても楽しみ。普段なら現地に到着してから10日間ほどたってからコーチをするが、今回は2日前に来日し、すぐに練習に参加した。選手たちはエネルギーがたくさんあり、盛り上げてくれてとても良い練習だった」
―チームで目指すスタイルは。
「昨季からのメンバーは(笠井)康平のみで、選手もスタッフも大きく入れ替わった。選手には『(昨季とは)全く別のチームだよ』と言っている。日本では3人のガードと2人の背の高い選手でゲームをつくる、伝統的なスタイルが主流だと思うが、福島はほとんどがガードの選手でユニークなチーム。ガードの選手が背の高い相手選手に仕掛けるようなクリエーティブなバスケットを展開したい」
―ブースター(ファン)にメッセージを。
「まずは会場に来て選手を応援してほしい。試合以外のイベントにも積極的に参加して、福島を盛り上げていきたい。一緒に福島を盛り上げていきましょう」