任期満了に伴い来年1月18日告示、同25日投開票で行われる伊達市長選で、現職の須田博行氏(67)=2期=は11日、3選を目指して立候補を表明した。市長選を巡り、出馬の意思を明らかにしたのは須田氏が初めて。現時点でほかに候補者擁立に向けた動きは表面化していない。
須田氏は市議会9月会議一般質問で3選出馬について問われ「市民がこれまで育んできた自然、歴史、文化、産業を守り、発展させ、未来につなげていくために私がすべきことはたくさんある」と決意を述べた。
須田氏は伊達市梁川町出身。宇都宮大農学部卒。県農林水産部次長・農村整備担当、県北農林事務所長などを歴任し、5人が立候補した2018年の市長選で4選を狙った現職らを破り初当選。22年に元福島市長の新人を退けて再選した。