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県内4~9月の倒産件数は45件 後継者不足など背景

2025/10/04 10:45

 帝国データバンク福島支店がまとめた4~9月の県内企業倒産集計(負債1千万円以上)によると、倒産件数は45件(前年同期比14件減)、負債総額は62億8千万円(同12億8900万円減)だった。

 業種別では、建設業が15件で最多。小売業が10件、製造業とサービス業がいずれも6件と続いた。主因別は販売不振が大半を占める39件で、態様別では破産が43件だった。

 福島支店は今後の倒産リスク要因に人手や後継者の不足、物価高、米国の関税政策の動向などを挙げた上で「顕在化したリスクが複合的に影響し合う状況で、倒産リスクは高止まり傾向が続くとみられる」とした。

9月の県内は8件

 帝国データバンク福島支店は9月の県内企業倒産集計も発表した。倒産件数は8件(前年同期比3件減)、負債総額は7億900万円(同5億700万円減)だった。

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