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大東銀行、経常収益15.8%増 貸出金残高が最高更新 9月中間決算

2025/11/15 08:15

 大東銀行が14日発表した2025年9月中間連結決算は、売上高に当たる経常収益が75億5300万円(前年同期比15.8%増)、経常利益が13億9800万円(同3.3%増)、純利益が9億6800万円(同5.6%増)の増収増益だった。

 日銀の政策金利上昇で貸出金利息や有価証券利息配当金の利回りが上がり、収益を押し上げた。

 本業の利益を示す銀行単体のコア業務純益(投資信託解約損益を除く)は13億3500万円(前年同期比22.4%増)。貸出金残高は個人向け貸し出しなどが伸び、6770億円(同96億円増)で過去最高を更新した。連結の自己資本比率は11.41%で、25年3月期から0.37ポイント上昇した。期末配当は32円を予定している。

 郡山市の本店で記者会見した鈴木孝雄会長・社長は「最終年度を迎えた第6次中期経営計画の目標は全てクリアできる状況だ。事業承継、M&A(合併・買収)を通じて地域発展のため継続して努力していく」と述べた。

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