会津若松市は本年度、酒米の価格高騰を受けた市内酒蔵を支援する。原料米の購入費の一部を支援する経費として1800万円の補正予算案を市議会12月会議に提出する。25日に開いた定例記者会見で発表した。
対象は市内にある七つの酒蔵。県の支援制度に上乗せし、交付確定額の3分の1相当を支援する。室井照平市長は「酒造業は会津にとって重要な産業。できる範囲で支援していくので会津清酒の出荷額を増やしていただきたい」と話した。
酒米の価格高騰を巡っては、会津若松酒造協同組合が市に独自の補助事業を行うよう要望していた。
