双葉ダルマ、仕上げ着々　健康や幸せ願う…縁起物作り最盛期

　来年１月１０、１１の両日、ＪＲ双葉駅前で開かれる双葉町の新春恒例行事「双葉町ダルマ市」などで販売される縁起物「双葉ダルマ」作りが最盛期を迎えている。ＪＡ福島さくら女性部協議会双葉支部ダルマ部会の会員７人がいわき市泉町の作業場で仕上げている。

　ダルマは太平洋を表す青の縁取りや、町の花のサクラ、町の鳥のキジの羽をモチーフに描かれる。「皆さんの健康や幸せを願いながら筆を入れている」と石田恵美支部長（７１）。色は赤、青、緑、黄、白、黒、ピンクの７色で、２３日までに約１２００個を準備するという。