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能登半島が真夏日、熱中症搬送も 地震被災地の避難所、対策進める

06/12 19:00

 能登半島地震の被災地は12日、高気圧に覆われて晴れ、石川県の輪島市や七尾市などで気温30度以上の真夏日となった。熱中症で病院に搬送される高齢者も。今後2週間程度は平年よりも気温が高い日が続く見込みで、避難所や復旧現場では熱中症対策を進めている。

 気象庁によると、最高気温は七尾市32・8度、輪島市32・7度、珠洲市31・1度など。能登町では70代女性が軽い熱中症で、珠洲市では80代男性が熱中症の疑いで病院に運ばれた。

 穴水町の仮設住宅では、半袖・半ズボンで過ごす住民の姿が見られた。自宅の片付けから戻った60代男性は「まだ6月なのに暑くて、体はもう限界」と話した。

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