【ジュネーブ共同】国際オリンピック委員会(IOC)のデュビ五輪統括部長は13日、パリ五輪で懸念されているセーヌ川の水質について「(競技で)泳ぐことに何も疑いはない。自信を持っている」と理事会後の記者会見で述べた。トライアスロンの会場となるが、水質悪化のためテスト大会でスイムが中止されたことがあった。
7月26日の開会式を夏季五輪で初めて競技場外のセーヌ川で行う計画を受け、五輪憲章で「五輪スタジアム」と規定している式典の場所を「開会式会場」に修正する案を開幕前の総会で諮る。
IOCは、イスラム主義組織タリバン暫定政権による女性の抑圧が問題視されているアフガニスタンから、五輪に男女各3人が出場すると明らかにした。戦闘が続くスーダンの選手団は3~9人となる見通しで、亡命先でも競技を継続できるように支援する。