パリ五輪のレスリング女子日本代表で、育英大出身の桜井つぐみ(57キロ級)元木咲良(62キロ級)の壮行会が15日、前橋市内で行われ、世界女王の桜井は「大学ではパリ五輪で絶対に優勝すると思って練習をしてきた。多くの方に力を与えられるレスリングをする」と引き締まった表情で話した。
育英大レスリング部は創部7年目。同学年の2人は今年3月に卒業後も大学に助手として残って活動する。元木は「入学した時は五輪に出られる実力はなかった。多くの人に支えられ、高い壁を乗り越えることができた。そんな自分にしかできない気迫ある試合を五輪でする」と意気込んだ。