柔道でパリ五輪女子日本代表内定の3選手が16日、クロアチアでの国際合宿から羽田空港に帰国し、52キロ級で2連覇を狙う阿部詩は「海外の強い選手と組み合い、今足りない部分とできる部分を感じられた。いい合宿になった」と収穫を語った。
合宿には五輪で頂点を争うライバルが複数参加していたという。阿部は海外勢独特の組み手や間合いなどを体感し「だいぶいい感じに仕上がってきた。気持ちも上がっている」と本番へ手応えを示した。
63キロ級で3大会連続代表の高市未来は「いい感覚を得て次につなげられる」と笑顔で話し、57キロ級で初出場の舟久保遥香は「海外選手の力強さを感じられた」と気を引き締めた。