7月26日開幕のパリ五輪で、日本オリンピック委員会(JOC)が日本選手団の旗手として、フェンシング女子サーブル個人の江村美咲と、初採用されるブレイキン男子のエース、半井重幸(ダンサー名・SHIGEKIX)の起用で最終調整に入ったことが28日、関係者への取材で分かった。
JOCはこれまで置いてきた主将を廃止することを決めており、男女の旗手が選手団の「顔」を担う形になる。近く正式に発表する。
江村は東京五輪に続く2大会連続出場で、世界選手権2連覇などの実績が評価された。半井は昨年の世界選手権銅メダルなど、注目競技の第一人者として旗手にふさわしいと判断されたもようだ。