日本パラリンピック委員会(JPC)がパリ・パラリンピック(8月28日開幕)の日本選手団の旗手として、女子は競泳の西田杏を起用する方向で調整していることが3日、関係者への取材で分かった。男子は陸上の石山大輝(順大大学院)が候補に挙がっている。
JPCは五輪と同様に今大会から主将を置かず、男女の旗手が選手団の「顔」を担う形となる。4日に正式発表する。
27歳の西田は2021年の東京パラに続き2度目の出場。昨年の杭州アジアパラ大会で50メートルバタフライ(運動機能障害S7)を制した。24歳で初出場となる石山は、5月の世界選手権神戸大会の走り幅跳び(視覚障害T12)で銀メダルに輝いた。