日本三大盆踊りの一つ「郡上踊」が13日、岐阜県郡上市で始まった。郡上八幡旧庁舎記念館前の会場では、夕方から降った雨がやみ、午後8時ごろから浴衣姿の人たちが三味線や笛の音色に合わせて輪になって踊った。民俗芸能「風流踊」として国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されている。9月7日まで。
踊り明かす「徹夜おどり」は8月13~16日に開催。愛知県から訪れたパート岩田久美子さん(48)は「昨年の徹夜おどりが楽しくて1年間お稽古に通った。最終日までできる限り参加したい」と語った。
郡上踊は秋田県の西馬音内の盆踊、徳島県の阿波おどりと並び、日本三大盆踊りとして知られる。