【ニューヨーク共同】週明け15日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は4営業日続伸し、前週末比210・82ドル高の4万0211・72ドルで取引を終えた。終値として、5月中旬以来、約2カ月ぶりに過去最高値を更新した。米連邦準備制度理事会(FRB)による早期利下げ開始への期待を支えに買い注文が膨らんだ。
パウエルFRB議長は15日の講演で、利下げ時期に関し「インフレが(目標の)2%に下がるまで待つことはない」と目標達成前の実施を示唆した。
トランプ前米大統領の暗殺未遂事件を受け、トランプ氏が11月の大統領選で当選する可能性が高まったとの見方から、経済運営への期待も広がった。