【ニューヨーク共同】16日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は5営業日続伸し、前日比742・76ドル高の4万0954・48ドルと2日連続で終値の最高値を更新して取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)が9月にも利下げに踏み切るとの期待感が継続し、買い注文が大幅に膨らんだ。
朝方発表された6月の米小売売上高の結果が市場予想を上回り、高金利政策が続く中でも米経済は底堅いとの見方が広がり、景気の先行きへの警戒感が後退したことも相場を押し上げた。幅広い銘柄で構成するSP500種株価指数は35・98ポイント高の5667・20と終値の最高値を更新した。