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米民主重鎮、収賄などで有罪評決 エジプトに便宜、10月量刑

07/17 09:02

 16日、米ニューヨークの連邦地裁前でメディアに話す民主党のメネンデス上院議員(ゲッティ=共同)

 【ニューヨーク共同】米ニューヨークの連邦地裁の陪審は16日、エジプト政府に便宜を図る見返りに多額の現金を受け取ったとして、収賄などの罪に問われた民主党の重鎮ボブ・メネンデス上院議員(70)に有罪の評決を下した。米メディアが報じた。判事が10月29日に量刑を言い渡す。

 メネンデス議員は2018~22年、米国からエジプトへの軍事援助が滞らないように便宜を図り、見返りにエジプト系米国人の実業家らから現金や金の延べ棒などを受け取ったとされる。

 民主党上院トップのシューマー院内総務は、メネンデス議員に辞職を要求した。

 メネンデス議員は06年から上院議員を務め、現在4期目。

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