【パリ共同】パリのイダルゴ市長が17日、パリ五輪でトライアスロンのスイムなどが行われるセーヌ川を遊泳し、水質悪化が懸念される川の安全性をアピールした。約100メートルを泳いだ市長は「冷たいけど、とてもいい水質。泳ぐことができると証明できた」と笑顔で語った。
パリ市庁舎近くで午前10時ごろ、ウエットスーツとゴーグルを身につけた市長は大会組織委員会のエスタンゲ会長らとともに川に入ると、集まった市民らから歓声が上がった。続いて参加者が次々と川に入った。
26日の開会式の舞台にもなるセーヌ川は水質悪化で1923年に遊泳が禁止になった。